「MAGLAM LORD/マグラムロード」レビュー –

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 ディースリー・パブリッシャーは、3月18日にプレイステーション4/Nintendo Switch用アクションRPG「MAGLAM LORD/マグラムロード」を発売する。

 本作は、「サモンナイト」シリーズなどを手掛けた都月景氏はじめ豪華クリエイター陣が贈る完全新作の魔剣創造アクションRPG。プレーヤーは永き眠りから目覚めた“絶滅危惧種”の魔王となって、失われた力を取り戻すべく「魔剣(マグラム)」を鍛造するかたわら、絶滅回避のために「コンカツ」に挑むことになる。見下ろし型の3Dフィールド+シンボルエンカウント方式に加え、戦闘はサイドビューのアクションバトルを採用。主人公は戦闘時マグラムに転身し、基本的には仲間の1人を操作して主人公を武器として振るいながら戦う、というユニークなスタイルだ。

 今回のレビューではPS4版を基に、フィールド探索&バトルで素材を集めて魔剣を鍛造・カスタマイズするハクスラ的な面白さや、個性豊かな仲間たちとのコンカツ模様を中心に、本作の魅力をご紹介していきたい。

【『MAGLAM LORD/マグラムロード』3rdトレーラー】

素材集めと魔剣の鍛造・カスタマイズのサイクルが病み付き!

 絶滅回避のためのコンカツも大事だが、「腹が減っては戦はできぬ」という言葉もある。まずは主人公の往時の力を取り戻すべく、魔剣をどんどん鍛造することが先決だ。魔剣を創り出すためには指定された素材が必要であり、素材はフィールド上での探索やバトル、リクエストのクリア報酬などで獲得できる。そのため、プレーヤーは必然的に1.リクエスト受領、2.フィールド探索&バトル、3.魔剣鍛造という、1~3のサイクルを繰り返して、物語を進めることになる。

 こう書くと単調に思えるかもしれないが、その心配は無用だ。まず本作では□ボタンによるコンボ攻撃や△ボタンのスキル攻撃のほか、各キャラクターの固有攻撃もボタン1つで繰り出せるので、スピード感あふれるバトルを簡単操作で気軽に楽しめる。また、魔剣は大きく分けて剣、斧、槍の3種類あるが、これも戦闘中に十字キーで簡単に切り替えられ、敵の弱点に合わせて武器を使い分ければ戦闘がサクサク進むように設計されている。さらに、フィールドもR1ボタンのダッシュ機能でスイスイ移動できるので、プレイ中はサクサク&スイスイで素材集めがどんどん捗った。次から次へと新たな魔剣を創り出すことができるのが楽しく、更なる魔剣を求めていつの間にか上記のサイクルにハマっている自分がいる……率直に言って、単調だと感じる暇もないほど、よくできたゲームバランスだ。

 武器を彩るデコアイテムの存在も、素材集めと魔剣鍛造のサイクルの楽しさに拍車をかけている。デコアイテムは、シールタイプの「貼付」や武器が全く別の外見に変わる「変化」など、大きく分けて4種類ある。見た目はもちろん、戦いを有利にする効果や攻撃エフェクトの付与、さらにはキャラクターの性格まで変えるデコもあるので、多種多様な武器カスタマイズが楽しめるわけだ。このデコアイテムも素材と同様、フィールド上での探索やバトル、リクエストのクリア報酬などで獲得できるほか、アイテムショップで販売されていたり、政府への「しあわせ納税」で交換できたりと、様々な入手方法が存在する。また、武器に装着できるデコの数も最初は1つだけだが、物語が進んで同じ武器でも高ランクのものが鍛造できるようになると、デコの装着可能数も増える。そうなれば、武器の元々の特殊効果と合わさって様々な相乗効果が生じるので、さらに幅広いカスタマイズが試せるのだ。

 より強い武器、より良いカスタマイズを求めて、探索&バトルを繰り返す……ハック&スラッシュ的な面白さも手伝って、この好循環が本作では実にうまく機能している。3種類の武器の使い分けや強力な魔王への交代による救済措置でバトルの敷居を下げつつ、武器の鍛造に一定のハクスラ要素を持たせたことで、マグラムロードは魔剣創造アクションRPGの名に恥じない仕上がりを見せているのだ。

「装着」系は武器の元々の見た目を大きく崩さず、程よくカスタマイズできるのが特徴

剣タイプの魔剣の外見を変える「変化」系のデコでは、某はるか彼方の銀河系を舞台にした映画の武器にソックリな見た目に!?

バトルで攻撃するたびに漢字のエフェクトが出る「貼付」系のデコも!画数の多い「闇」の言霊シールが、筆者の中二病を再発させる!

しあわせ納税では、指定された素材との交換で様々なアイテムを獲得できるので、こちらも活用したいところ