圧倒的ビジュアルの「二ノ国:Cross Worlds」を先行体験 –

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圧倒的ビジュアルの「二ノ国:Cross Worlds」を先行体験 - GAME Watch

 ネットマーブルは、スマートフォン用ファンタジーアートRPG「二ノ国:Cross Worlds」の事前体験会を開催した。

 「二ノ国:Cross Worlds」は、ネットマーブルとレベルファイブがタッグを組んで開発しているファンタジーアートRPG。レベルファイブ、スタジオジブリ、久石譲氏がコラボレーションした「二ノ国」シリーズをベースに、スマホ用MMORPGとして開発されている。

 体験会に先立って、メディア向けの最新情報がネットマーブルジャパン代表取締役社長の遠藤祐二氏、ネットマーブルジャパン事業部長の山下大和氏より発表された。

ネットマーブルジャパン代表取締役社長の遠藤祐二氏

ネットマーブルジャパン事業部長の山下大和氏

 発表では、本作のサービス開始は6月を予定していることが明かされた。サービス地域は日本をはじめ、韓国、香港、台湾、マカオで、2022年上半期には世界展開を目指す。なお、4月14日より 事前登録が開始されている。

 「二ノ国:Cross Worlds」最大の特徴は、美しいアニメーションで描かれた世界だ。久石譲氏が本作にも引き続き楽曲を提供しており、MMORPGとなった「二ノ国」の壮大な舞台と物語を盛り上げる。

 山下氏は本作について、「競争や成長といった要素よりも、本作の世界観に酔いしれることを最大の魅力にしている」とした。開発期間は3年。「二ノ国」らしいストーリーや感性、世界観をプレーヤーに届けるために、「一度ゲームを作り直すくらいの変更も行なった」というほど苦労を重ねたそう。「本作はネットマーブルの技量すべてが詰まったと言えるほどの作品。最大限はやく皆様にお見せできるように開発を進めていきたい」と語った。

 また、レベルファイブ代表取締役社長兼CEO 日野晃博氏からは「『二ノ国』はいつかスマートフォンゲーム化したかった。今回、ネットマーブルさんによって素晴らしいゲームが完成した。有名なスマホゲームを開発した経験が活かされた、スマホゲームならではの面白い仕掛けが実現できている。この完成を、『二ノ国』生みの親として嬉しく思っている」というビデオメッセージが届けられた。

レベルファイブ代表取締役社長兼CEO 日野晃博氏からはビデオメッセージが届けられた

発表会には、司会として声優の三森すずこさんも登場した(写真左)。三森さんは本作内でクロエ役を務めている

アニメビジュアルの魅力炸裂! 冒頭をさっそくプレイ

 今回の体験会では、ゲーム導入部分をメインにプレイできた。

 ストーリーは、プレーヤーが仮想現実ゲーム「ソウルダイバーズ」のベータテストに参加するところから始まる。そこでは「二ノ国」と呼ばれる別世界が広がっていて、ある王国の存亡の危機に巻き込まれていく。

 なお、舞台は「二ノ国II レヴァナントキングダム」の「遥か未来」。基本的にストーリーにつながりはないが、つながりを感じさせるような要素はところどころで登場する。

仮想現実ゲームに参加するようだが……?

 プレイしていて目を見張るのは、やはりビジュアルだ。日本のアニメファン、ゲームファンなら親しみを覚えずにはいられない柔らかい表現であり、「二ノ国」ならではのジブリアニメの息吹をしっかりと感じさせてくれる。背景は細かいところまで描きこまれていて、キャラクターを動かすだけで冒険そのものが楽しくなる。

 操作方法はバーチャルパッドを使用。画面の左下でキャラクターを移動し、右下のアクションボタンで攻撃などを行なっていく。スマホ用MMORPGに親しんでいる方ならおなじみのものだ。

 ストーリーは、設定されたクエストをクリアすることで進行していく。特定の敵を倒したり、誰かを探したりと、オーソドックスなMMORPGの手触りに近い。ただ、特に序盤はカットシーンが多く入り、アニメーションと声優たちによる演技もふんだんに盛り込まれている。

 そこで出会うのは特徴的なキャラクターたちばかりで、たとえMMORPGのプレイが初めてであったとしても、スッと本作の世界に入れるだろう。

【「二ノ国:Cross Worlds」クエスト進行シーン】

 初心者向きという点では、本作はオート操作にも対応している。目的の場所までの移動や敵との戦闘などは、オート操作をオンにすることで自動でやってくれる。

 敵がある程度強いと、自動戦闘のままでは勝てないこともあるが、ストーリーに集中したかったり、他の作業と並行してプレイするにはとても便利だ。自分のつくったキャラクターが動いているのを眺めて癒やされたい、という場合にも最適だ。

【「二ノ国:Cross Worlds」戦闘シーン】

 さらに、本作にはPvE、PvPのコンテンツも多数収録される。中でもメインとなっていくのが「キングダム」。いわゆるギルドに近いシステムで、リーダーの王国をつくっていくコンテンツだ。

 「キングダム」では模様替えをしたり、手に入れたオブジェを置くといったことができるのだが、PvEやPvPの戦闘の舞台にもなる。今回は体験できなかったが、これらは「防衛戦」、「侵略戦」と呼ばれ、自分のつくった王国や他のプレーヤーの王国で戦闘が起こるのが特徴だ。

 成績優秀な王国は「首都」となり、属するサーバーでイベントが開催されたり、サーバーの運営方針を決定したりと、他のプレーヤーを巻き込んで大きな影響を与えられる。現時点ではシステムの全貌が明かされていないが、ユニークなエンドコンテンツとしてこちらも注目だ。

自分たちだけの王国をつくる「キングダム」。自分で立ち上げてもいいし、他のプレーヤーの「キングダム」に参加してもいい

 本作はパッと見のビジュアルが何よりのインパクトがあるが、その優しい雰囲気に細かい要素やコンテンツが組み合わさっていて、全体の構成は骨太なものを感じさせるところが面白い。開発はもう終盤とのことだが、詳細な課金システムなどまだ明らかにされていない部分も多い。MMORPGの新たな文脈として、本作の動向に注目していきたい。